クラウド活用でディスク使用量を減らしてSSD時代に適応する

昨年2月に256GB SSDにカスタムしたMacBook Pro(2011Early)を購入して以来、PCはこれしか所有していません。

それまでは計4TBのディスク容量の自作PCを使っていて、ここから一気に256GB SSDまでディスク容量を減らしたので、データ運用に工夫が必要になりました。今では256GBのディスク容量が160GB以上余っている状態で、外付けハードディスクも使っていません。

ディスク使用量を減らすポイントは大きく2つで、「不必要なデータをいつまでもアーカイブしない」ということと、「徹底的にクラウドサービスを活用して、データを外部に切り出す」ということです。

普段使わなくて再び入手できるデータをアーカイブしない

例えば、iTunesで購入した音楽はデータを削除しても再ダウンロードできるので、普段聴かなくなった曲はPCから削除しています。iTunesの映画やその他のコンテンツも同様に、普段使わなくて再び入手できるデータはアーカイブしないようにしています。

写真はGoogle+もしくはFlickrに保存する

写真データはすべてクラウドに切り出しました。PCでは一切保存していません。

はじめは「Flickr」+「Eye-Fi」を使っていましたが、今はiPhoneで撮った写真を非公開状態でクラウドに自動保存できる「Google+」を利用しています。自動保存後にブログに掲載したり、Google+で公開することもできます。感動するほど便利になりました!(関連記事:写真の管理をFlickrから無料で容量無制限で写真をアップロードできるGoogleへ移管した

動画はGoogle+もしくはYouTubeに保存する

さきほどの写真と同様に、動画もGoogle+かYouTubeに非公開もしくは限定公開の状態で保存します。

その他普段使わないが保存しておきたいデータは、オンラインストレージのPCと同期しないエリアに保存する

SugarSyncだと「ウェブアーカイブ」、Google Driveだとアプリから設定することでGoogle Drive上の特定のフォルダをPCと同期させないようにできます。(自分は「Archive」というフォルダを作っています)

ディスクイメージやCDからリッピングした音楽データのバックアップなど

普段使わないが保存しておきたいデータは、オンラインストレージのこのエリアに保存しておけば、PCのストレージを圧迫することなく保存しておくことができます。

対象となるデータ量が多くて、オンラインストレージだとコストが許容範囲を超えるという場合は、NASや外付けハードディスクを利用してもいいかと思います。ただし、安全性はオンラインストレージの方が遥かに高いので、そちらをオススメします。RAID1の年間データ損失リスク(正確にはRaid Failure Rates)0.096%に対して、DropboxやSugarSyncで使われているAmazon S3の年間データ損失リスクは0.000000001%らしいです。

また、参考までにコストを算出すると、ディスク容量1TB(1TBx2のRAID1)の家庭用NASを耐用年数3年と考えると、ハードウェアコストが年額約10,000円、電気代が年額約5,000円で、年間総コストが約15,000円になります。オンラインストレージ(Google Drive)は年間コストが、100GBプランで約4,800円、200GBプランで約9,500円、1TBプランで約48,000円となります。

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