ここ一年のワークスタイルの進歩
ここ一年で、ITベースのワークスタイルは随分と進歩しました。
その要因の一つは間違いなく iPhone でしょう。ハードウェア性能が向上した iPhone 3GS の登場と、iPhoneアプリの充実により、Webサービスがスムーズに扱えるようになったことが大きいと思います。
対抗する Android や Windows Mobile も、今後さらにブラッシュアップされ、携帯端末の重要性はますます高くなることでしょう。
もう一つの要因は、ここ一年で秀逸なWebサービスが登場したあるいはそのレベルまで進歩したことだと思います。特に、Twitter、Evernote、Dropbox、SugarSync あたりは、多くの人のライフスタイル、ワークスタイルに影響を与えました。
それらが今後どう変化していくのかが、気になるところであり、楽しみでもあります。
ちなみに、私が最近仕事で使っている主なツールは以下のとおりです。ただし、Microsoft Officeなどのあまりに一般的すぎるものは記載していません。
Google Chrome
まず、Internet Explorerと比べて圧倒的に表示が速く安定しており、ウェブブラウザとして優れています。
また、拡張機能といって、メールが届いたことやRSSリーダーが新しい情報を収集したことを伝えてくれたり、Google Calendar や Google Tasks をブラウザ上からすばやく簡単に扱えるようにできたりという機能を追加することができ、後述する様々なウェブサービスの使い勝手を格段に高めてくれます。
私は現在、以下の拡張機能を使っています。他にも便利な機能があったら教えて下さい!
Google Apps(Gmail, Google Calendar, Google Tasks, Google Documents)
これはもはや説明する必要はないと思いますが、メール、アドレス帳、予定表、タスク、ドキュメントをオンラインベースで管理できるGoogleのWebサービスです。
導入する時にはデータ損失のリスクを懸念したのですが、データは暗号化された状態でGoogleの複数のデータセンターでバックアップされているようなので、個人や中小企業が気にするレベルではなさそうです。
ただ、Google Documents については、後述するSugarSyncとEvernoteがあるので、ほとんど使っていません。
Google Reader + まるごとRSS
特定のサイトから定期的に情報を収集する場合、RSSリーダーを使うと効率良く情報が収集できます。いちいち情報が更新されたかどうかを見に行くことなく、メールソフトにメールが届くような感じで、登録したサイトの新しい情報が届きます。
RSSリーダーには様々なものがありますが、GoogleのWebサービスである Google Reader が便利です。
また、登録したサイトによっては、本文の抜粋しか表示されなかったり、件名とリンクしか表示されなかったりするのですが、まるごとRSSというWebサービスを使うと、これらのサイトの情報を全文収集できるようになり、大変便利です。
Skype
これももはや説明する必要はないと思いますが、チャットや通話ができるコミュニケーションツールです。Skypeのユーザー同士なら、世界中どこでも無料で通話ができます。
最大10人での電話会議が可能で、Windows Live Messenger などの競合サービスと比べて、ビジネス用途で優れています。
また、月額695円で日本国内の固定電話への通話が実質無料(1日6時間、1ヶ月10,000分まで)になり、かなりの経費節減が行えます。
SugarSync
オンラインストレージサービスです。複数PCのデータとオンラインストレージのデータを同期させることができ、またそのデータを iPhone 等の携帯端末から閲覧することができます。
詳しくは、以前書いた記事があるので、そちらをご覧ください。
Evernote
テキストはもちろん、画像や音声、リンク、表示している画面の部分キャプチャなど、様々な情報を一元管理できるオンラインノートサービスです。
これも SugarSync と同様に、複数のPCや iPhone 等の携帯端末と Evernote のサーバ(オンラインストレージ)でデータを同期させることができます。
SugarSync等と併用する場合、最初に使い分けで悩みますが、その情報を共有するかなど、いくつかの観点から自分のルールを作っていくとよいと思います。
ScanSnap + 断裁機
以前、「ペーパレス化は目的を明確に」という記事で紹介したドキュメントスキャナと断裁機です。
通常ドキュメントスキャナでスキャンするのはビジネス書類くらいのものですが、断裁機を使えば、ビジネス本や雑誌などの書籍も、帯を断裁して1枚ごとにバラし、ドキュメントスキャナでスキャンすることができます。
数百冊あるいはそれ以上の書籍を、いつでもどこでも読めるようになると、書籍との付き合い方も変わります。
小説のように、一定の期間で1冊を楽しむものはその必要性はないかもしれませんが、ビジネス本や雑誌の特集記事のように、必要な時に情報を参照したいものについては、大変便利だと実感できます。
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Picasa
Googleのウェブアルバムサービスです。最近使いはじめたばかりで、まだ無料サービスの範囲(1GB)で使っています。
同様のサービスで Flickr というものがあり、最終的にどちらを使うかで悩んでいるところです。
Flickr が年間24.95ドルで容量無制限なのに対して、Picasa は 20GBで年間5ドル、80GBで年間20ドル、1TBで年間256ドル、16TBで年間4096ドルという価格の点と、Flickr がRAWデータ非対応なのに対して、PicasaはRAWデータ対応という点が検討する上でのポイントになっています。どちらを選ぶか悩ましいところです。
USBメモリ + USBブートのLinux
PCを持ってこなかったけど、外出先でPCが必要になった。そういう時にネットカフェを使うことがあると思うのですが、ネットカフェのPCには、キーロガーなど情報流出の原因となるスパイウェアが仕込まれている可能性があります。
リスクを回避しつつも緊急時にネットカフェ等のPCが使えるよう、USBメモリにUSBブートのOSを入れておくとよいでしょう。
その要因の一つは間違いなく iPhone でしょう。ハードウェア性能が向上した iPhone 3GS の登場と、iPhoneアプリの充実により、Webサービスがスムーズに扱えるようになったことが大きいと思います。
対抗する Android や Windows Mobile も、今後さらにブラッシュアップされ、携帯端末の重要性はますます高くなることでしょう。
もう一つの要因は、ここ一年で秀逸なWebサービスが登場したあるいはそのレベルまで進歩したことだと思います。特に、Twitter、Evernote、Dropbox、SugarSync あたりは、多くの人のライフスタイル、ワークスタイルに影響を与えました。
それらが今後どう変化していくのかが、気になるところであり、楽しみでもあります。
ちなみに、私が最近仕事で使っている主なツールは以下のとおりです。ただし、Microsoft Officeなどのあまりに一般的すぎるものは記載していません。
- Google Chrome
- Google Apps(Gmail, Google Calendar, Google Tasks, Google Documents)
- Google Reader + まるごとRSS
- Skype
- SugarSync
- Evernote
- ScanSnap + 断裁機
- Picasa
- iPhone
- USBメモリ + USBブートのLinux
Google Chrome
まず、Internet Explorerと比べて圧倒的に表示が速く安定しており、ウェブブラウザとして優れています。
また、拡張機能といって、メールが届いたことやRSSリーダーが新しい情報を収集したことを伝えてくれたり、Google Calendar や Google Tasks をブラウザ上からすばやく簡単に扱えるようにできたりという機能を追加することができ、後述する様々なウェブサービスの使い勝手を格段に高めてくれます。
私は現在、以下の拡張機能を使っています。他にも便利な機能があったら教えて下さい!
- IE Tab Classic
- Google Mail Checker Plus
- Google Reader Notifier
- DayHiker for Google Calendar
- Unofficial Google Tasks
- Evernote Web Clipper
- Chromed Bird
Google Apps(Gmail, Google Calendar, Google Tasks, Google Documents)
これはもはや説明する必要はないと思いますが、メール、アドレス帳、予定表、タスク、ドキュメントをオンラインベースで管理できるGoogleのWebサービスです。
導入する時にはデータ損失のリスクを懸念したのですが、データは暗号化された状態でGoogleの複数のデータセンターでバックアップされているようなので、個人や中小企業が気にするレベルではなさそうです。
ただ、Google Documents については、後述するSugarSyncとEvernoteがあるので、ほとんど使っていません。
Google Reader + まるごとRSS
特定のサイトから定期的に情報を収集する場合、RSSリーダーを使うと効率良く情報が収集できます。いちいち情報が更新されたかどうかを見に行くことなく、メールソフトにメールが届くような感じで、登録したサイトの新しい情報が届きます。
RSSリーダーには様々なものがありますが、GoogleのWebサービスである Google Reader が便利です。
また、登録したサイトによっては、本文の抜粋しか表示されなかったり、件名とリンクしか表示されなかったりするのですが、まるごとRSSというWebサービスを使うと、これらのサイトの情報を全文収集できるようになり、大変便利です。
Skype
これももはや説明する必要はないと思いますが、チャットや通話ができるコミュニケーションツールです。Skypeのユーザー同士なら、世界中どこでも無料で通話ができます。
最大10人での電話会議が可能で、Windows Live Messenger などの競合サービスと比べて、ビジネス用途で優れています。
また、月額695円で日本国内の固定電話への通話が実質無料(1日6時間、1ヶ月10,000分まで)になり、かなりの経費節減が行えます。
SugarSync
オンラインストレージサービスです。複数PCのデータとオンラインストレージのデータを同期させることができ、またそのデータを iPhone 等の携帯端末から閲覧することができます。
詳しくは、以前書いた記事があるので、そちらをご覧ください。
Evernote
テキストはもちろん、画像や音声、リンク、表示している画面の部分キャプチャなど、様々な情報を一元管理できるオンラインノートサービスです。
これも SugarSync と同様に、複数のPCや iPhone 等の携帯端末と Evernote のサーバ(オンラインストレージ)でデータを同期させることができます。
SugarSync等と併用する場合、最初に使い分けで悩みますが、その情報を共有するかなど、いくつかの観点から自分のルールを作っていくとよいと思います。
ScanSnap + 断裁機
以前、「ペーパレス化は目的を明確に」という記事で紹介したドキュメントスキャナと断裁機です。
通常ドキュメントスキャナでスキャンするのはビジネス書類くらいのものですが、断裁機を使えば、ビジネス本や雑誌などの書籍も、帯を断裁して1枚ごとにバラし、ドキュメントスキャナでスキャンすることができます。
数百冊あるいはそれ以上の書籍を、いつでもどこでも読めるようになると、書籍との付き合い方も変わります。
小説のように、一定の期間で1冊を楽しむものはその必要性はないかもしれませんが、ビジネス本や雑誌の特集記事のように、必要な時に情報を参照したいものについては、大変便利だと実感できます。
ScanSnapの最安値をチェック!
裁断機の最安値をチェック!
Picasa
Googleのウェブアルバムサービスです。最近使いはじめたばかりで、まだ無料サービスの範囲(1GB)で使っています。
同様のサービスで Flickr というものがあり、最終的にどちらを使うかで悩んでいるところです。
Flickr が年間24.95ドルで容量無制限なのに対して、Picasa は 20GBで年間5ドル、80GBで年間20ドル、1TBで年間256ドル、16TBで年間4096ドルという価格の点と、Flickr がRAWデータ非対応なのに対して、PicasaはRAWデータ対応という点が検討する上でのポイントになっています。どちらを選ぶか悩ましいところです。
USBメモリ + USBブートのLinux
PCを持ってこなかったけど、外出先でPCが必要になった。そういう時にネットカフェを使うことがあると思うのですが、ネットカフェのPCには、キーロガーなど情報流出の原因となるスパイウェアが仕込まれている可能性があります。
リスクを回避しつつも緊急時にネットカフェ等のPCが使えるよう、USBメモリにUSBブートのOSを入れておくとよいでしょう。