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iCloudのリマインダーをGTDに活用する

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GTDとは 知ってる方も多いと思いますが、GTD(Getting Things Done)とは、David Allenというコンサルタントが考えたナレッジワーカー向けの「仕事を管理する手法」です。 複雑化した知的労働において、従来のタイムマネジメント(時間管理手法)により立てられた計画や優先順位は破綻しがちであまり役に立たないため、やらなければならない仕事に関する情報を蓄え、追跡し、思い出すことを、簡単にするにはどうすればよいかという心理学的基礎に基づいて作られた管理手法がGTDです。 GTDについては、ITmedia Biz.IDの「 はじめてのGTD 」「 写真でわかるGTD 」がわかりやすくて参考になります。 また、David Allen本人の著書で、百式の田口さんが監訳された「はじめてのGTD ストレスフリーの整理術」という書籍もオススメです。 iCloudのリマインダーをGTDに活用する このGTDを実践するために、様々な専用ツールが開発されており、またEvernoteをGTDに活用している方もいます。自分もEvernoteでのGTDは考えたのですが、GTDの実践とEvernoteそのものを複雑化してしまうので、止めました。 専用ツールも「簡単で単純で心理的な負担をかけない」というGTDのコンセプトとはかけ離れて別の方向に行ってしまっているものが多く、正直あまり活用できるものが見つかりませんでした。 何かGTDを「簡単で単純で心理的な負担をかけずに」実践する方法はないのかと熟考した結果、iCloudのリマインダーを活用する方法を確立しました。 やり方は簡単です。単純にiCloud上に「inbox」や「Next Actions」などのリマインダーリストを作成するだけです。タスクを処理するときは、タスク編集で所属するリマインダーリストを変更します。 これだけなら他のものでもできるのですが、GTDにiCloudのリマインダーを活用するメリットがいくつかあります。 一つは、iPhoneで快適に管理できる点。 iOS5から「リマインダー」が標準アプリとして採用されましたが、これがものすごく快適に使えます。操作のための手数は少ない方ではないのですが、動作が他のアプリが比にならないくらい軽快で素晴らしいです。「心理的な

デジタル一眼レフを手放した理由とiPhoneがカメラとしてすごいわけ

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デジタル一眼レフを手放した理由 以前、デジタル一眼レフを使ってみたくてCanonのデジタル一眼レフ EOS Kiss X3 を買いましたが、使っているうちに色々なことに気づきました。 プロの方のように印刷を前提としないのであれば、写真の品質はもうコンパクトデジタルカメラや携帯電話のカメラで十分ということ、昔は一眼レフでしかできなかった表現も、今はアプリを使えばほとんどできるということ。 それなら、撮りたい一瞬を逃さない絶対的なレスポンスを求めない限りは、持ち運びもメンテナンスも大変な一眼レフは要らないかなと思えてきました。 そう思っている矢先に、iPhoneで撮影した写真の個展をやった三井公一さんの写真を見て、写真というのは、何か自分が表現したいことを表現することが目的で、必ずしも解像度の高い写真が撮りたいわけではない、結局のところ写真は表現であり技術なんだと強く感じました。 三井公一さんのブログ:sasurau http://sasurau.posterous.com/ それをきっかけに自分がどのくらいのレベルで何をしたいのかを考えた結果、一眼レフからCanonのフラッグシップモデルのコンパクトデジタルカメラ Powershot S95 に買い替え、今回さらに、従来機よりもカメラの性能が高くなり、青み問題が解消された iPhone 4S を買ったので、コンパクトデジタルカメラも手放して iPhoneに一本化しました。 iPhoneがカメラとしてすごいわけ iPhoneがカメラとしてすごいところは、他の携帯電話と同じくどこでもすぐに気軽に写真が撮れるだけでなく、豊富なアプリがあるので、撮った写真をすぐその場で編集したり、フィルタをかけたり、Flickrに保存したり、TwitterやFacebookなどのソーシャルメディアで公開したりできるところです。 これはもう従来のカメラでは絶対にできないことです。 今使っている写真関連のiPhoneアプリ 過去様々なアプリを試しましたが、iOS5でトリミングや赤目修正ができるようになったのと、iCloudのフォトストリーム機能により、MacでiPhoneで撮った写真を編集するのが簡単になったので、写真関連のiPhoneアプリは2つに絞りました。 一つはCameraKitです。

Facebookを活用するには無差別につながりを広げない方がいい

Facebookの良さの一つは、つながりを保てること 自分の場合は、携帯電話の番号や仕事とプライベートのメールアドレス、Skypeのアカウント名まで、多くのプライバシー情報をFacebookの友達に対して公開しています。 これはFacebookを活用するうえで重要なポイントです。 例えば、名刺交換をした相手との連絡について。 携帯電話のアドレス帳に登録するほど連絡はしないけど、何かで連絡を取ることがあるかもしれない。 そのためにやっている方法の一つとして、名刺はすべてスキャンしてEvernoteで管理しています。 これにより、携帯電話のアドレス帳に登録していなくてもその連絡先に連絡を取ることは可能になります。ただし、その連絡先をEvernoteで探すのは少し時間がかかりますし、連絡を取ろうとしたときに連絡先が変わっていることも多々あります。 これをカバーするために、Facebookがあると便利です。 相手の連絡先を携帯電話のアドレス帳に登録していなくても、スマートフォンでFacebookアプリの友達リストから相手を表示して、そこからメッセージを送ったり、電話番号が登録されていれば、そこから電話もかけることができます。 また、相手の連絡先が名刺を頂いた時と変わっていても、相手がFacebookの連絡先を更新していれば、問題なく連絡を取ることができます。 これができることがFacebookの大きなメリットの一つです。 無差別なつながりはFacebookの良さをダメにする mixiやTwitterのように無差別につながりを広げてしまうと、先ほど挙げたFacebookの良さをダメにしてしまいます。 無差別に広げたつながりに対して、連絡先などのプライバシー情報を全公開すれば、迷惑メールが増えたり、携帯に直接営業電話がかかってきたり、様々な弊害が起きやすくなりますので、無差別につながりを広げるスタイルでFacebookを使ったとすれば、連絡先などのプライバシー情報は載せないで使うことになると思いますが、これではFacebookの活用の幅がかなり狭くなります。 ただ無差別にネットワークを広げたり、自分をアピールしたいだけなら、ブログやTwitterもしくは「Facebookページ」を活用すればよくて、自分のFacebookア

iPhone 4Sに導入したアプリとホーム画面構成

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iPhone 4Sに導入したアプリをホーム画面のキャプチャと合わせて抜粋で紹介します。 使いやすさも大切ですが、個人的に見た目もすごく気になるので、いつもホーム画面の構成で悩みます。特に1ページ目はかなり悩んで構成しました。 ホーム画面の構成も、自分と同じく几帳面な方(笑)の参考になればと思います。 1ページ目:標準アプリ+すぐ使いたいアプリ GoTasks: Google Tasksを操作できるアプリ MobileRSS: RSSリーダー、Google Readerと連携 GoodReader: Google AppsやSugarSyncと連携できるファイルビューア。超便利! 2ページ目:Apple関連、ソーシャルメディア、Google関連など Apple Store: まだ活用してないけど、海外でもApple Store探せるらしい。 Google Latidude: 位置情報のお知らせ。友達がどこにいるとか、社員がどこにいるとかわかる。サボリーマン対策に使えそう。 weathernews: 天気予報。標準アプリの天気予報が不正確なのでこれ入れたほうがいい。 3ページ目以降:その他のアプリを分類して管理 どこかで見ていいなと思った方法で整理しています。左の列にカテゴリ名のフォルダを置いて、そのカテゴリのうちよく使う3つのアプリを右側に並べています。 netprint: ドキュメントデータなどをセブンイレブンで印刷できるアプリ。クラウド+GoodReaderと併用すると便利。 DocScanner: iPhoneのカメラで書類やホワイトボードを撮ると、整形してjpgやPDFにしてくれるアプリ。 FlickStackr: Flickrへの写真のアップロードや写真の閲覧 CameraKit: 明るさやコントラストの変更など、iPhoneで撮った写真の修正 Photosynth: パノラマ写真の撮影 いつもNAVI: 渋滞情報を考慮して案内してくれるカーナビアプリ Light: iPhoneのフラッシュライトを懐中電灯として使えるようにするアプリ QRdeCODE: 連絡先などのデータからQRコードを作成できるアプリ。iPhone以外との連絡先交換に。 Infinity Blade: ひたすら 1

新聞・雑誌読み放題のビューンを情報収集に活かして、Evernoteでナレッジ化する

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以前、「 インターネットを活用できれば、もう新聞は要らない 」という記事で書いたのですが、自分は全く新聞を読んでいません。中心となる情報源はインターネットと雑誌です。 その辺りはそちらの記事で読んで頂ければと思いますが、今回はiPhone・iPadで月額350円(iPad版は450円)で新聞・雑誌読み放題のビューンとその活用方法についてご紹介します。 ビューン http://www.viewn.co.jp/ 空いた時間に効率よく情報収集ができる ビューンは、月額350円(iPad版は450円)で、毎日新聞、AERA、DIME、Mac Fan、Web Designing、プレジデント、エコノミスト、ファッション誌、ウォーカー系など、40を超える新聞・雑誌を少し前のバックナンバーも含めて自由に読むことができるサービスです。 新聞・雑誌読み放題といっても、雑誌は全ページを読めるわけではなく「チラ見せ」とも言われていますが、主要なコンテンツは大体表示されるので、十分すぎるほど価格に見合った価値があり、空いた時間に見出しから本誌を買うか買わないかの判断もできるので便利です。 インターネットでRSSリーダーなどを使って情報収集をするのと違い、新聞・雑誌は、定期購読でなければ買いに行かなければならない、読む分を持ち歩かなければならない、必要な情報をスクラップするのも大変と、「空いた時間に効率よく情報収集」というのが難しいですが、ビューンはその点をカバーできます。 「新聞・雑誌が安く読める」という認識の人よりも、普段忙しい人や「自分が必要とする情報を効率よく集めたい」という認識の人の方がビューンのメリットをより享受できると思います。 iPhone・iPad+Evernoteでスクラップして、さらにナレッジ化する ビューンのメリットは、電子版だから「読みたい時にすぐ読める」だけでなく、「新聞・雑誌の記事をその場で簡単にスクラップできる」というもう一つの大きなメリットを持っています。 iPhoneやiPadなら、「ホームボタン+電源ボタン」で表示している画面のキャプチャができるので、この機能でスクラップしたい記事を画像として保存して、これをEvernoteに保存します。 Evernoteなら、サーバ側で自動的にOCR(文字認識)もか