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VB/VC++ランタイム XTRM Runtime.10がWindows XPへのインストールに対応しました

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先日更新した2008年以前に開発されたアプリを動作させるためのVisual Basic 5.0/6.0, Visual C++ 4.x/5.0/6.0 ランタイム「XTRM Runtime」でWindows XPを動作対象外としましたが、古い業務アプリを動作させるために、インターネットと切り離した状態でまだXPを使っているという企業も少なくないようで、あらためてWindows XPへのインストールに対応した新バージョンの10.1を公開しました。 最新版は窓の杜からダウンロードできます。Vectorの方にも掲載申請をしておりますので、近日中にVectorでも最新版がダウンロードできます。 XTRM Runtime(Vector) XTRM Runtime(窓の杜) Windows XPでは、ランタイムのインストールには対応しましたが、インストール後に起動されるアプリの起動時にエラー(有効な Win32 アプリケーションではありません)が発生します。 ただし、このアプリはランタイムファイルの配布条件としてセットになっているだけで、起動する必要はありませんので、無視して頂いて大丈夫です。ランタイムのインストール自体は完了いたします。 また、新たにdx7vb.dllとdx8vb.dllのランタイムファイルを追加し、インストーラー・アプリにともに英語環境にも対応させました。 10.1の時点で導入されるランタイムファイルは以下の通りとなります。 mfc40.dll, mfc40u.dll, mfc42.dll, mfc42u.dll, msvbvm50.dll, msvbvm60.dll, msvcp50.dll, msvcp60.dll, vb6stkit.dll asycfilt.dll, comcat.dll, comct232.ocx, comct332.ocx, comctl32.ocx, comdlg32.ocx, dbadapt.dll, dbgrid32.ocx, dblist32.ocx, dx7vb.dll, dx8vb.dll, gapi32.dll, mci32.ocx, msaddndr.dll, msadodc.ocx, msbind.dll, mscdrun.dll, mschrt20.ocx, mscomct2.ocx, mscomctl.ocx

国内で唯一安全に使えるVB/VC++ランタイム XTRM Runtime.10 を公開しました

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2008年以前の開発環境で作成されたフリーソフトや社内ソフトウェアなどの動作に必要となることがある各種ランタイム(Visual Basic 5.0/6.0, Visual C++ 4.x/5.0/6.0)をまとめて簡単にインストールできるランタイムパッケージの最新版「XTRM Runtime.10」をVectorおよび窓の杜で公開しました。

海外での現地SIM利用の課題を解決するサブ端末とのIFTTT連携

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海外渡航時に、メイン端末のiPhoneは通信料が圧倒的に割安な現地SIMで利用するため、国内番号着信の確認とワンタイムパスワードなどのSMS受信に別途サブ端末が必要になり、以前はNokiaのフィーチャーフォンを使っていました。(さらに以前はAndroidのサブ端末を使ってたのですが、二台持ち歩くのが面倒でやめました) しかしこの方法だと以下の問題があって、あまり便利ではないなと思えていました。 SMSは日本語部分が文字化けする SIMスロットがMini SIMなので、iPhoneのnano SIMを差し替えるときアダプタの着脱が面倒 ものすごく小型のAndroid端末でも買おうかなと、別の選択肢を色々と考えていたなかで、IFTTT連携で解決するという方法を思いつきました。 現地SIMに挿し替えたメイン端末と普段の国内SIMに挿し替えたサブ端末をIFTTT連携 IFTTTというアプリを使うと、『何かがあった時に何かをする』ということができます。具体的には、以下の設定をしました。 普段の国内SIMに挿し替えたサブ端末に着信があった時に、着信があったこととどこからかかってきたのかをメイン端末に通知する 普段の国内SIMに挿し替えたサブ端末にSMSが届いた時に、その内容をそのままメイン端末に通知する(自動トリガーの間隔が少し長いので、ワンタイムパスワードをチェックする時は、アプリで手動チェックした方がいい) 着信とSMS受信は、ローミングOFFでも無料で利用できるので、Wi-Fi接続さえすれば、サブ端末をホテルの部屋に置いたままで、国内番号SIMへの着信のお知らせとSMSの受信を転送できます。 着信履歴の通知とSMS受信の転送を設定 ワンタイムパスワードをすぐ取りたい時はCheck nowボタンですぐに受信 着信履歴やSMSがこういう形で通知され、タップすると詳細がチェックできます IFTTT(日本語の取り扱いはできますが、サイトとアプリは英語のみとなります) https://ifttt.com/ IFTTTを使うだけならサブ端末は持ち歩かなくていいので、大きさや重さを気にすることなく、スマートフォンでも通話対応のタブレットでも何でも好きなものを選べます。 自分は最初、 Huawei Med

0.7mm 青へのこだわりと、速乾性が高くて滲まず書き味も良い 三菱鉛筆 ジェットストリーム

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高校の入学祝いでPARKERのボールペンをもらったのをきっかけに、そこから10年以上ずっとPARKERを使っていました。人にプレゼントする時もPARKERをよく贈っていました。 ミニマリズムを意識し始めてからは、無印良品のボールペン、Moleskine ローラーペンプラスと替えてきて、今は「 三菱鉛筆 ジェットストリーム 0.7mm 青 」を使っています。 過去のボールペンもそうでしたが、ボールペンは「0.7mm」と「青(ブルーブラック)」を選んでいて、ここには少しこだわりがあります。 スキャンして共有するというデータ時代に対応する 紙の文書をスキャンした場合、原本を忠実に取り込める訳ではないので、文字が読みづらいという現象が起きることがあります。(特にモノクロで読み取った場合) 0.7mmのボールペンだと、文字がハッキリするので、手書きした箇所でこれが起きることがなくなります。 ノートにびっしりと書き込むような使い方でなく、基本的にデジタルデバイスを使っていて、注釈を入れる程度の使い方であれば、文字がそこそこ太くてインパクトのあるこのサイズがベストではないかと思います。 また、インクが黒ではなく青であれば、誰かが手書きした部分が含まれる文書がコピー機でコピーされ、会議で資料として配布された場合、そこに自分が追記したものが一目でわかります。 スキャンしてチームで共有した時も、自分が後から追記したところだと他者が見てもわかります。 (この場合、原本の状態は確保しましょう。元データがあるのならいいですが、ない場合は直接追記せずに付箋を使うか、追記する前にスマートフォンのドキュメントスキャンアプリで撮影しておいた方がいいですね。) 0.7mmと青にこだわるのは、スキャンして共有するというデータ時代に、0.7mmであることや青であることの実用性が高まったというのが理由です。 青(ブルーブラック)は、国内でも海外でも公的な機関ではそのまま使えますが、ビジネスで使う場合は、念のため会社でのルールを確認した方がいいと思います。 速乾性が高くて滲まず書き味も良い 三菱鉛筆 ジェットストリーム これまでMoleskineとセットで使っていたMoleskine ローラーペンプラスは、書き心地が悪いというほどではなかったものの、良

技適認証されてないスマートフォンの利用が条件付きでOKに 日本人でも

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訪日外国人が国内で技適認証されていない携帯電話を適法で使えるようにした 5 月 22 日の電波法改正について、日本人は対象にならなくて残念だという話をよく聞くのですが、その電波法の改正内容を確認したら、対象者が単に「本邦に入国する者」となっていて、これ日本人でも対象になるんじゃないの?という気がしてきたので総務省に確認してみました。

SIMのPINロックで不正利用による高額請求やワンタイムパスワードの盗聴を防ぐ

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携帯を紛失または盗難された時に、一番損害が大きくなる可能性があるのがSIMの不正利用です。 第三者が自分のSIMを手に入れた時に、SIMを別の端末に差し替えるだけでそのまま通信ができてしまうため、海外で利用された場合、思わぬ高額請求やセキュリティの問題が発生する可能性があります。 ワンタイムパスワードが盗聴できてしまう 二要素認証でのワンタイムパスワードをSMSで受け取っている人も多いと思うのですが、SIMを別の端末に差し替えられただけで第三者が自分のSMSを盗聴することができてしまうため、二要素認証が意味を持たなくなるケースが起こりえます。 SIMのPINロックで不正利用による高額請求やワンタイムパスワードの盗聴を防ぐ これらの問題は、SIMをPINロックすることで防ぐことができます。 SIMをPINロックすると、携帯を再起動した場合(スリープではロックされません)に、PINコードを入力するまでSIMが利用できない状態になります。 iPhone・iPadについては、下記アドレスのページにて、設定方法が記載されています。Androidの場合は、それぞれの機種の説明書をご参考ください。 iOS:SIM PIN について http://support.apple.com/kb/HT1316?viewlocale=ja_JP&locale=en_US また、各社デフォルトのSIM PINコードは、以下のとおりです。 docomo: 0000 au: 1234 SoftBank: 9999

携帯各社の新通話定額プランに合わせ、利便性・生産性は犠牲にせずにデータ使用量を削減する

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これまでは、標準のデータ使用量上限が7GBだったのが、携帯キャリア各社が新たにリリースした通話定額プランで料金を従来通りの水準に合わせると、1台ごとのデータ使用量上限は約2GBとなります。 プライベートでしか利用せず、快適さよりコストを優先させるのであれば、同期設定や自動ダウンロードを全解除するのもアリだと思いますが、ここでは利便性や生産性を犠牲にしない範囲でデータ使用量を削減するポイントをまとめました。 Google Chromeでブラウジングのデータ使用量を節約 ブラウザをGoogle Chromeにして、『データ使用量を節約』機能を使えば、ブラウジングのデータ使用量を最大50%削減できます。 Google Chromeで『設定』、『帯域幅』、『データ使用量を節約』とタップして、『データ使用量を節約』をオンにします。 写真のバックアップをWi-Fi接続時のみに制限する 自宅にWi-Fiがあるなら、1日1回はWi-Fiに繋がるので、写真のバックアップはこの設定で十分です。最近のスマートフォンで撮影された写真のデータサイズは結構大きいので、これだけでもかなりのデータ使用量が削減されます。 Facebookでは、『写真』、『同期済み』、右上の歯車アイコンとタップして、『写真の同期に使用』を『Wi-Fiのみ』にします。 Google+では、メニュー右上の歯車アイコン、『カメラと写真』、『自動バックアップ』とタップして、『写真をバックアップするタイミング』を『Wi-Fi経由のみ』にします。 アプリの自動更新をWi-Fiのみにする アプリの自動更新をWi-Fiのみに制限することで、データ使用量を大きく削減できます。 iOSの場合は、iTunes & App Storeの『モバイルデータ通信』をオフに。Androidの場合は、Playストアの設定で『アプリの自動更新』を『Wi-Fiのみ』にします。 Wi-Fiでしか使わないアプリのモバイルデータ通信を制限する HuluなどWi-Fiでしか使わない(使いたくない)アプリのモバイルデータ通信を制限することで、データ使用量を削減することができます。iOSの場合は、『モバイルデータ通信』の『モバイルデータ通信を使用』